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ギリギリ [カスタムペイント]

アングラデモ車の外装 ’07サイクルショーモデル
なんとかギリギリで本日納品できました。

今回のコンセプトは 『小僧は卒業してセレブな大人仕様』です。

ので、雑誌やショーモデルでありがちな デザイン&色数バリバリは今回は外して、
あえてシンプルな単色ホワイトで。

だけど、若干のセレブなゴージャス感を出す為に、 特別なラメを塗り込みました。
ラメといっても、シルバーレインボーのギッラギラではなく、
パールのように、グリーンとピンクに輝くのに、
光が当たらないと消えて全く見えなくなるという特殊なもの。

そう、これが特殊なんですわ。
実はこのラメ、 10年前に渡米していた時に画材屋でみつけたものだったんですが、
ペイント用ではなくシンナーに溶けてしまうという
致命的な欠点をもった絵画用のものだったんです。

この仕事をはじめてから いろんなラメ、フレークを使ってきて、
いかに派手に、目立つ様にっていうのはいくらでもあっても、
今回のコンセプトにマッチするラメは
ハウスオブカラーにもオールドスクールフレークにも ほかにも無くて、
で 、どうしてもこの輝きと消える感じが諦められなくて
シンナーに溶けるラメをいかに溶かさずに塗るか?!
っていう、難題に挑んだ訳です。

で、水性塗料で試しても溶け、  薄塗りで乾燥直前に振り掛けても溶け、
いろいろ試行錯誤していくうちに、
溶けやすい粒と、比較的溶けにくい粒、 2種類の素材が混入されている事が分かった。

じゃあ、溶けにくい粒だけを使ったら塗料に埋め込んで 使えるんじゃないか??

では、1ミリの何億とある粒を、 2種類に分けて下さい。( ̄▽ ̄;)

で、行き着いた方法は

『溶けるなら、溶かしてしまえ!ホトトギス!作戦!!』

ラメパウダーをシンナーの器にドボドボとドブ漬けにし、 ぐるぐるぐるぐるかき混ぜ〜〜〜〜
シンナーが濁っってドロドロになったら濾過して、 また新しいシンナーでぐるぐる〜〜
これを数回繰り替えし、溶ける粒を溶かしきったところで
残った粒をすかさずクリアーに混ぜて塗装!!

でも、『比較的溶けにくい』だけで、
モタモタしてるとこっちの粒も溶けはじめるので、 塗ったらソッコー強制乾燥!!

作り置き出来ないので、パーツ1枚1枚塗るたびに
この ラメラメ精製作業をくり返すハメに・・・    

いやぁ><がんばった甲斐があったよ
一見何気ないラメだけど、 今までペイントでは見た事無い風合いに仕上がったよ〜〜!

(分かる人が見ても分からないかもしれないくらい、 自然に仕上がってるんだけど)

遠目で見たら、単なる純正ホワイトにしか見えない。
でも近くに寄って光が入るとキラキラする完成車を、
ぜひぜひ30日からのモーターサイクルショーで 見てみてくだはいませ。


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